らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

3月に預かった、CrownのPS-200の修理が完了し昨日納品されました。
なんだかんだでPS-200を合計3台メンテする羽目になりました。
結局、リレーの交換、電解コンデンサの全交換、入力ジャック交換、各種調整を実施しました。
依頼主と共にウチで動作確認して貰いました。

ついでにDU-10、A730、ADA1000の音質比較もしましたが、それぞれキャラクターが違います。
最もニュートラルな鳴り方なのはADA1000。A730は確かにやや古くさい感じの音です。
DU-10は高級オーディオ「らしい」中高域の華やかさがありますね。

それにしても、修理が出来ない人は並行物に手を出さない方が無難です・・・。
今回は修理もかなり難航し、大変な目に遭いました。
また、メンテを受けていない個体はかなり危険な状態な事も解りました。
今まで数台、Crownのアンプを触ってきましたが、やはり年数なりのメンテは必要かと。
並行物だと基本的に正規代理店は修理を受けてくれませんし、仮に受けてくれてもそこそこ費用を請求されます。
メンテさえすれば、また長く使えるのも業務用アンプの良いところなので、20年以上を経過している古いCrown/Amcronはメンテナンスをされることをお勧めします。