らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

三菱電機の不正と鉄ヲタの戯言

鉄道部門で不正、空調装置と空気圧縮機でデータ改ざん、ISO9001停止と。
その辺、昔H立の子会社に在籍し、今は地方の中小企業でこの手の仕事にちょっと掠っている私としてはいろいろと思う所があります。
まず、ISO9001はカスです。あれは外国の決めたしょーもないルールと断言できます。
日本を市場から追い出す為の嫌がらせです。
そして内部審査はともかく外部審査、これも金さえ払えばそこそこの審査で、余程が無いと審査更新に落ちる事は無いです。
審査機関も企業ですから、だいたいはさほど厳しくない感触を受けます。
感覚としては内部審査の方が相手の仕事状態を知っているだけに結構痛いところを突いてくるのですが、ともすれば重箱の隅をほじくり返すような事も多いです。書類の電子化が許可されたのでだいぶ書棚の量は減りましたが、でもゼロにはできないんですよね。
今回三菱電機さんは停止なので剥奪でないだけマシ。今後の入札には影響しそうですが。
問題はインフラ関係だというところです。鉄道車両用のコンプレッサーを製造している会社って国内には少ないです。
JRさんは実績のない製品をとても嫌いますので、某社に受注が殺到するのかも知れません。
車両用の空気は何気に大事で、空気ブレーキや側ドアの開閉に使用されるものです。
改ざん自体は褒められるものではなく悪質ですが、今後どうするのかが注目されます。
その点昔在籍していたH立さんはバカ正直な会社と感じます。良くも悪くも茨木県の田舎の会社で、緩くボチボチやってんなぁと。
その時のお仕事でH立の看板を背に、大手企業様とはいろいろお付き合いしましたが、やはり大手はどこも態度が横柄な会社が多いです。
特にエリートで現場を知らんけど担当になっている人。これは最悪。下手するとこちらがゴミ扱いですからね。
ちなみにH立でしたが三菱電機高砂工場へは仕事で入ってました。
ここはメンテナンスというより掃除をメインに指示されてましたね、クレーンの検査官もビックリであります。(笑)
もちろんメンテナンスもしっかりしますけどね。この辺は手抜き無しでした。
あと最悪だったのは父親も勤務していた、ご近所にある某バイクと飛行機関係の重工業会社。態度はクソでしたね。仕事での付き合いはロクな思い出が無いです。
さて、三菱長崎では他に空調機器とホームドアやっているようですが、ホームドアの設置は全国的に急ピッチで進められていて、何気に大変で綿密な計画を立てて設置されるので影響はどう出るのか判りません。地元の西明石駅も設置工事中です。空調は日立と東芝がやっているようなので、代替は効くと思われます。ホームドアは10社もあるので、新規案件からは外されるかなーと思われます。
鉄道の海外案件と言えばEU圏では基板のRohs対応も素早く数年前からはやっていたようですが、日本ではまだこれからですね。
有鉛半田の方が粘りがあり、ひび割れなどを起こしにくいという特徴があるのが大きな要因です。
こういった部分はなかなか変わらない部分で、かつこちらは外注を請ける立場でもあるので自社の都合で勝手に変更できない部分なのです。
意外に知られてないのですが、鉄道車両はいろいろなメーカーの部品を採用されて組み立てられます。
例えば地元の山陽電車は基本的にすべて川崎重工業車両カンパニー製造となっていますが、例えば空調装置は某社、台車は川崎重工業6000系はそうでした)、ブレーキ装置は某社、側ドアは某社、ガラスは某社、というように多数のパーツをいろいろ買ってきて組付ける仕組みになっています。
構体は流石に自社製と思われますが・・・。
構体輸送というだけでマニアは飛びつくのに川重では社外に搬出はあれど搬入は聞いたことが無いです。内部で製造しているのでしょう。
さて、自分の会社の業績は良くなくコロナの影響を受けています。
その上に10月のJRダイヤ改正で昼間の運行本数を減じるようです。
運行減→余剰車は休車or検査期間延長→メンテナンス間隔延長、部品が売れない、なのでじわじわ我が社にも効いてきています。
その割には仕事忙しいですけどねー、決して暇ではないですが営業曰くこの先の見通しが悪いらしいです。
個人的には朝の西明石からの下り普通をもっと増発して欲しいです。セミクロスは不要、207系でいいので。現在10分間隔ですが基本満員ですから。
お仕事では他にも鉄道車両関係で携わっている部分があるのですが、あまり書くとアレなのでこの辺で。
以上、いち鉄道オタクの戯言と思ってください。