らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

アンプ修理で何があれば便利か

どういった機材があれば便利か書いてみますね。
半導体チェッカ(必須)
 良否判定が一発で出来ます。中途半端な壊れ方でも判りますのですごく便利。
 DCA55で十分です。中華のキットもあるようですが、実用面では何とも。
電解コンデンサチェッカ(あったら欲しい)
 これもESR60が活躍します。これはあったら便利なレベル。
 中途半端に抜けた電解もこれならしっかり判別できますから。
 躊躇なく全部交換も有りですけども。
・デジタルテスター(必須)
 2台は最低欲しい。DMMなら言う事なし。
 2台という意味は、1台が謎の数値を出したときに冷静にもう1台で判定ができるからです。
 その他電圧を見ながら抵抗値を見たりといろいろ超便利です。
 3台あってもいいかも。
・アナログテスター(なくてもいい)
 DMMなどでは追いにくい電圧変化などを見るのにはコレです。
 やっぱり必要なときはあります。
オシロスコープ’(あると便利)
 オーディオ用なのでなんでもいいです。最近は中華のやつが安いですね。あれで十分かも。
 私は岩通のブラウン管式ですが特に困っていません。
・電源電圧計&電流計(あると便利)
 中華の怪しいやつです。だいぶずれているように思われますが、目安計器なのでこれで十分。
 スライダーにつないでテスト機材用コンセントに入れると、危ないアンプの場合徐々に電圧を上げて、電流値である程度危険度の目途がつくので必要以上に壊さなくて済みます。
・スライダー(あると便利)
 5~6Aくらいは取れるといいです。
 上記のように危ないアンプのチェック用に、必要以上に壊さない為に電流計とペアで使います。
 また120Vまで出るものでしたらステップアップトランス代用になります。
・はんだごて(必須)
 HAKKO FX-888Dが1万5千円程度で買えるのでこれが一番です。
・はんだ吸い取り機(あると便利)
 HAKKO FR-410がお勧め。ハンディ型は重たいので作業性が悪いです。
 スッポンでもいいですがFR-410を使い始めるとその呆気なさに驚きます。
・電動ドライバー&ドリル(あると便利)
 なんでもいいですがプロ用のやつ買いましょう。ホビー用は所詮ホビー用、パワー不足です。
ざっとこんな感じですね。