らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

ネタに乗ろう@アンプ修理屋

今週のお題「買いそろえたもの」
アンプ修理をしたい人は結構いらっしゃるようなんですが、必要なアイテムってこんなとこかな。
・テスター
 アナログ1台とデジタル2台が欲しいです。最初ならメーカー不詳の安物でもいいです。
 アナログですが、アンプでは負の直流電圧も扱うのでセンターメーター機能があると良いかも知れません。
 オークションで、もう1つ上のランクになるデジタルマルチメーターを買うのも有りです。
 でも1台は何でもいいので一流メーカーの新品を買いましょう。てのは、基準計器が1台欲しいからです。
 安物や中古だと「ほんとにその数値は信頼できるのか?」という疑念が生じます。
 電流を測るとなるとテスターでは役に立たないレベルになってきますので、デジタルマルチメーターかクランプメーターが欲しくなります。
・テスト用スピーカー
 カラオケ用がベターです。中間に1A程度のポリスイッチかヒューズ入れるといいです。 
 フルレンジ一発がいいですね。
 カラオケ用の10cmくらいのものなら捨て値で出ています。
 コレに拘る理由は耐入力にあります。それでも年に数本焼きますけども・・・。
・ハンダゴテ
 言うまでもなくHAKKOのFX-888D。安いですし。
・ハンダ吸い取り機
 どこのメーカーでもいいですが、スッポンだけは作業効率が悪いですのでね・・・。
 ポータブルでもいいと思いますが自動機がいいです。金があればorプロなら躊躇わずFR-410を。
オシロスコープ
 なくてもいいけどあったほうが仕事が捗ります。
 アナログで30MHzも測れれば十分。デジタルでも今はお安いですけどね。周波数と電圧表示が出ればとても便利です。
・オーディオアナライザ
 パナソニックのVP-2230Aがあまりに有名で、未だに1台持っていますが何分使い方がわからん。(汗)
 後にテクシオのVA-2230Aを手に入れて使用中。こっちのほうが使いやすいです。
・ダミーロード
 オーディオアナライザとかで出力の歪を測定することになると欲しくなってきます。
 15Wくらいのセメント抵抗15Ωを2本並列にすれば7.5Ωで30Wのダミーロードになります。ただ負荷をかけるとアチアチになるのでホーロー抵抗が手に入るといいです。お値段がなかなか高いです。
・パソコン
 修理用資料を見るのに修理デスクに置いてあります。テスト用音楽もそっからUSBDAC経由で鳴らします。
 可能なら光ケーブルを入れて外付けDACにした方がPCと電気的絶縁できて好ましいです。
・各種変換ケーブル類
 数本、とりあえずはサウンドハウスあたりで。民生機しか触らないんだったらハードオフで数本。
・ボルトスライダーと電源電圧電流計と手元ブレーカー
 電源ヒューズが飛んでいるようなアンプにいきなり100V掛けるのは危険です。
 となると、0Vから電圧を徐々にかけられるボルトスライダーが欲しいです。10Aくらいあればだいたい鳴らせると思うので安心。
 ステップアップトランスも兼用できるので便利です。
 電圧、電流計はAmazonで一体型のものがお安く出ているので加工して電源電圧と電流を測定できるようにしておきます。
 なにげに電流計が目安計で誤差が大きいとは言え役に立ちます。30Vくらいで2Aも流れると多分故障していますのでその時点で電源切って内部調査です。
 また、微妙な電圧変動によるアンプの動作変化なども観察できるので欲しいものです。
・ステレオスコープ
 オシロでも代用できるのですが、そういう専用機器があります。
 XLRとRCAピンを持っていてスルーアウトもあるので便利です。
 リサージュ波形を出せるのですが、プリアンプの左右レベル差とかボリュームのギャングエラーを目視できます。
・電動ドライバー
 ホビー用の安物でなくプロ用のものがいいです。電圧が違うのでパワーが違います。
・電動ドリル
 これも同じです。太いケーブル交換の際、タケノコドリルで丸穴開けする時パワーが欲しいですから。
 100Vの電工ドリルは振り回されると危ないのでお勧めしません。
ざっとこんなところかなー。道具類はちょっとづつ買えばいいので、それ以外書いてみました。