らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

手持ちヘッドホン、イヤホン、DAPの評価(2023年6月)

お値段の高い順にレビューです。
1)MEZE Elite
開放型の高級機です。
音も馴染んできて、姉妹機のLiricとはまた違う音質で楽しませてくれます。
一段上の余裕ですね。振動板が大きい分低域が豊かになってきました。
そして全域で実に滑らかな音質。これが実力なんですね。手放す気は無くなりました。
Liricは高域が若干刺激的なんですが、それがないんでゆったり楽しめます。
高いだけの事はあるなーとしみじみ。
2)qdc Anole V14-S
イヤホンにしてはクソ高額なものです。(約40万円)
今になってイヤピースで化ける事が判りまして愛用しております。
Pathfinderよりも高域が抑えめですが全域で高級機らしい滑らかさ、上品に鳴ります。
耳にもぴったりフィットします。
3)Astell&Kern Pathfinder
実はLiricより定価ベースでは高額なんですよねコレ。(約30万円)
V14-S程上品では無く割とストレート、かつ高域が綺麗です。低域はバシバシ鳴ります。
問題は耳への装着方法で音質がかなり変化してしまうんですよね。
耳型取ってマイイヤピース作るしかないかな。
音質自体はV14-Sと甲乙付けがたいのでこれも愛用しています。
3)Meze Liric
一番安いんですけど実は定価26万円。
平面駆動の密閉型という変態モデルですが平面駆動の良さを教えてくれたヘッドホンです。
今、Eliteを所有してみると、Liricの存在は良く判ります。
Eliteを少し小さくして、密閉型にし音漏れを減らし、ポータブル運用を可能にしたかったのだというMEZEの思いが判ります。
冬場はやっぱりコレですね。Eliteより高域が若干主張しますがいい音です。
ただ物理的に振動板が小さいので、低域を鳴らすのが大変。
ソニーのウオークマン単体では無理でした。
ポータブルなら、リーズナブルかつ最強のFiio M17で何とか。
これがたった27万円で買えてしまうのは凄いですよ。
4)Fiio M17
これは実際には衝動買いに近いものでした。
今でも買ってよかったと思わせるプレーヤーです。
めちゃくちゃ高機能、音質良好、MEZEのEliteがガンガン鳴ります。
この性能が実用的にバッテリー駆動で持ち歩けるのは本当に凄い。
中国凄いわ。ソニーさんもここまでぶっ飛んだモデル出して欲しい。
(肩に掛けるアレはやりすぎ、ポータブル出来るけど、実用的じゃない)
今のソニーは自社だけでひっそりやってる感があります。
ポータブル機に6.3ΦTRSヘッドホン端子だの、S/PDIF端子(RCA)があるってのは変態すぎる。
DCアダプタを刺すと更にパワーアップする出力とか凄すぎる。
重量は600gを超える訳ですが、本当に機能満載で600g超えなので納得。
5)RME ADI-2/4 Pro SE
これも変態なDACですね。でも、プリアンプ不要になりますから便利が凄く良いのですよ。
しかし40万円もしますね。音質は聴けば納得なんですけど。
初代の音質が霞んでしまいます。初代、買った当時は凄かったんだけどな。
RMEさん、ポータブルのDAP出して欲しいです。
業務用の思想が入っている機器は嘘がないから個人的には大好きなのです。