もともとが業務用のスタジオモニターで素性は良い方と思います。
これだけ低域がブリブリ出るスタジオモニターは少ないです。
無改造でも、普通にリスニング用にもイケる音質です。
楽器屋さんにも置いていると思うので、ヘッドホン屋さんに走る前に割と近所で試聴できるかも知れません。
同じような用途のTAGO STUDIOのT3-01と比べると、やっぱ日本人は真面目よねー、と思わざるを得ません。
というかDT770 PROの音質が異様なんだと思います。
モニターなので、音楽でも、楽器やヴォーカルだけを分析的に聴くのも可能です。
従って分解能はなかなかのものです。
総括するとドンシャリ気味の各帯域がバランス良く仕上げてあるモニターヘッドホンです。
高域はそこまで刺さらない音質で良く出来ています。
ただリラックスはし難いですね。ガンガン鳴らすタイプのヘッドホンです。
MDR-CD900STを手放す決心がつきました。てか、もともと手放す予定でしたし。
DT770、買うなら32Ω仕様を。なぜなら安価で改造ベースに最適。
かつローインピーダンスなのでプレイヤーやアンプを選ばない。
問題点はリケーブルが出来ないこと、アンバランス受けしかできない事。
値段が安いので目をつぶりますけど。
あとは現物がプラスチックですが、値段を考えると・・・です。
ハウジングが若干大きめ。海外製あるあるですけど。
イヤーパッドは普通のレザータイプ。
なお、音漏れは密閉型ですがかなり漏れる方です。
例によって調整穴が開いています。
家では静かなのでかなり漏れますが、実際に持ち出すとそこまで漏れてないタイプです。
明日通勤で使ってみる予定です。