売れましたので最終点検と電圧変更を実施。
特に問題無く完成。良い音で鳴っています。
最初はショボショボの音でハズレ個体だと思ったのですが、しばらく鳴らすとかなり良いです。
D-150A2の点検
特に問題が出ないのです。ノイズが出るということなのですが・・・。
当面鳴らしてみましょう。
DC-300/PS-400用の
電源部の電解コンデンサ、13500uF/70VDC。
これの代用品ですが、現在PHILIPS系のものとしています。
外形などはオリジナルと同じで違和感なし。容量は15000uF、と耐圧が100Vとやや上がります。
容量は正直なところ容量誤差の範囲でしょうから問題はありません。
音質への変化もわずかでしょう。
PHILIPS系の代品ですが、日本最後のヒビノ様在庫のメーカー純正もそれでした。
当然ですが王冠マーク付きでPHILIPSの名前が書いてあります。
さらなる代用品を探していますが、オリジナルの青色のものの現代品がようやく見つかりました。
しかし小売してくれないのでどうしようかなーと・・・。
ちなみに白系(サンガモ)は入手不可能です。
当方の修理ポリシーは基本的に純正志向となっており、やむを得ないところ、明らかに音質的に有利な場合は現代部品を使用することもあります。
部品に対する強いこだわりは、Crown/Amcron専業でやっているが故、当然ですね。
メーカー関係なく、いろいろな修理をやっている汎用的な業者様ですと対応困難かと考えます。
部品を探す時間的にもそうなると思います。
この電解コンデンサですが同時期の米国製アンプでも以外に使用されていますので互換性あったりします。
久々に
PVM-L2300稼働。またこれ久々に「スーパーライブ「一青窈 Live in 本門寺」」を鑑賞。
画質はやはり良いですね。
不幸にも雨、野外ライブで雨ってのは観る側としては避けたいところですが、映像的には幻想的で凄く良いです。
このライブで「ハナミズキ」が初披露されたのですが、発売はさらに1年後。
今やカラオケのリクエスト1位だそうで。無論私も好きな曲です。
この当時、彼女は「もらい泣き」で売れていたんですよね・・・。
ちなみに機材的な事ですが、音声はSRC2496経由でBD-LX58のS/PDIF同軸デジタルアウトをAES/EBUに変換しRME Fireface 802に入力。
音質的にも申し分なし。いい時代になったものです。
このソースが放送された頃にはおおよそ考えられなかったものです。
これを見て感動していた初期にはこんなコンテンツ作ってました。
リンクはどっからしてたんだろうか。Googleで引っかかっていてまだ残っているのを知りました(汗)。
D-150A2
ノイズ再現テストですが、やはりノイズはありません。うーむ。
しかし実のところ、お納めしたあとにこの手のご相談というのは比較的良くあります。
そのうち7〜8割は再発しない、当方の環境では出ない事が多いです。
その原因としてはアースループ、前段機器の不具合、の可能性が高いのではないかと考えています。
アースループは実際の業務現場でも多々問題になるものです。
また、使用機器が増えれば増えるほどアースループの可能性は高くなってしまいます。
アースループであれば、組み合わせの問題故に当方の環境では再発することがありません。
特に修理デスクはシンプルな配線にしてありますので・・・。
場合によっては前段機器を一緒にお預かりし、ノイズ再現を試行します。
実際のところ、売ったら売りっぱなし、メンテして納めたら終わり、ではなくその後のフォローもできるだけやっています、というお話です。(笑)
2019年機材リスト
プリアンプ Soundcraft Series 10 局用ミキサー
パワーアンプ Crown Studio Reference 1、Macro-Tech 5002VZ、Macro Reference、PS-400、D-150A2、Urei 6250他
スピーカー JBL 4333AWX、4305HWX
DAコンバータ兼オーディオインターフェース RME Fireface 800/802/ADI-2 Pro
CDプレーヤー TASCAM CD-601MK2、DENON DN-960FA
主なところはこんな感じですね。