らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

ADA8824に関して

昨日、ADA8824に関して質問がありましたので、私がわかる範囲でちょっと書き出してみます。

  1. PCからの設定変更

ADAT仕様で、リアにMIDI端子があるもっとも一般的なモデルでは、メーカーの初期設定ソフトで設定変更できます。
単純に、PCにUSB-MIDIインターフェースを接続し、そのMIDI出力をADA8824のMIDI INに接続すれば配線はOK。
あと、リアのディップスイッチをローカル制御、設定変更をMIDIに設定すればOK。
これだけで、メーカーHPにある設定変更ソフトが動作します。
設定変更はリアルタイムで、つど設定ボタンを押すようなものではありません。

写真は、設定変更ソフトで、アナログ出力レベルを変更中の様子。
一律で「+4dBu」「-10dBV」が設定できます。
うちの環境ではPSL2が民生機相当なので、-10dBVにしておきます。

  1. A232仕様の設定変更

A232仕様のADA8824は比較的出回る数も少ないようです。
これの内部設定をPCから設定するには、なかなか面倒なようです。
RS-232CをPCから接続し、ターミナルソフトからコマンドを送信すれば設定できるようです。
基本的にはおとなしくADAT仕様を買っておくのが良いかと思います。