アンプは先ず何より電源です。電源が駄目なアンプで良い音が出るものは、私は見たことがありません。
ただ、必要以上の防振対策や、実用しづらい太すぎるケーブルとかは必要ないと思っています。
さて、そこで私のお気に入りアンプはどうなのかというと、PS-400、PS-200、D-150A2、Studio Reference 1とか、Ureiの6300とか6250とか。
いずれも本体の半分が電源トランスです。D-150A2やPSシリーズ等は、アンプの基板は小さいものです。
業務用アンプですが、音を鳴らして遠くまで飛ばしたり、スタジオで正確な音をモニタするのが目的なだけにきちんと作る必要がありますから、基本的に作りは真面目です。
そこにUSAならではの「いい加減だけど心地いい音」がブレンドされ、実に絶妙な良い音になるのです。
（ヨーロッパ系ではまた少し音が違います）
ここが日本人ではなかなか真似できないところでしょうね。
まぁ、作りの雑さでは日本人を見習えよと思うところは多々あるのですけどもね。（汗）
