激しいジャンク状態でやってきたコレですが無事に修理できました。
最初来たときは天板、底板なし、終段Trなし、メイン基板が派手に焼損という状態。
これを直すのは一苦労やなあ、とジャンク箱を調べるとなんか部品がそろってしまいました。
天板やメイン基板のジャンク、終段モジュールとかが出てきました。
メイン基板と終段モジュールは交換しました。
電源を入れてみると、CH-1のスピーカー端子に45Vくらい出てきます。
さすが２、３年越しのジャンク箱出身、こちらも死亡品でした orz
そういや訳があって解体したんだよな・・・。（汗）
サービスマニュアルで終段トランジスタの型番を調べます。
PS-400のジャンクから終段トランジスタをはずしてきてチェック、問題ない様子でしたので交換しました。
このトランジスタもいまや入手難です。
しかし改めて通電しても状況は同じで、最終段は問題ない様子。
となるとその手前か？ということで交換するとOKでした。
これも入手不可能部品ですが、ジャンクから外してきました。
これ以外にもTO92なトランジスタが１個吹っ飛んでいたので、それも交換済みです。
全部の劣化部品を改めて交換、さくっと組み立ててオフセット調整して完成です。
現在動作確認をかねてメインシステムで鳴らしていますがいい感じです。
ちなみにPS-200、PL-3のサービスマニュアルはCrownにはありません。
今回は紙のマニュアルが役立ちました。
（PS-400とは終段部分が大きく違いますが、基本構造は同じなのでPS-400のものでも参考にはなります。）
