らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

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先日の話の続きです。
VTRの電解コンデンサの人からまたメールが。
以前と同じく同メーカーのVTRの修理で困っているとのこと。詳細は割愛しますが、要は「サービスマニュアル持ってるんだったら教えて当然」みたいなメールが来ました。
普通はこういうメールはいちいち対応出来ないので放置するのですが、今回、アンプ修理依頼フォームからもまったく同じ内容のメールが来ました。
これはさすがに迷惑なので、意を決して「修理依頼フォームから関係ないメールはしないで下さい。非常に迷惑です。」とメールしました。
手段を問わず必死にメールしてくるのに、この後メールはありません。
私もいろいろな機器を修理していて、どうしても誰かに聞かないといけない羽目になることがあります。
実はBVM-Dの時はそうでしたが、やはりメールを受け取る側にとって何のメリットもない人のメールに時間を割いて返信するというのはものすごい労力が必要になります。
やはりこのように相手に迷惑を掛ける(要は、ちょっと聞くだけでも相当に迷惑です)内容は、それなりに下手に出てメールするべきです。
書き方次第で、相手の方もそれなりに時間を割いて対応してくれると思います。
修理の情報を得るには、先ずメーカーに聞くことです。日本メーカーは冷たいですけど、海外はそこそこ対応してくれたりします。
サービスステーションでは回路図やマニュアルのコピーなんかもして貰えたりもします。
(ただし10年弱を経過すると資料類は処分されたりもします。)
ネットで修理情報を探したり、海外のサイトでサービスマニュアルを探したりします。
後はひたすら自力で調べるのみ。楽なんて考えないほうが良いですし、楽をすると結果として自分の勉強にはなりません。
ちなみにBVM-Dの修理は、今敢えて挑戦されない方が良いでしょう。
オーバーロード発生個体は8割の確率で修理不可能です。
以前から申し上げておりますが、「自己修理」は「自己責任」です。
安直に他人に頼ったり、あまつさえ回答を強要するのは論外です。
また、発火、発煙、感電、漏電のリスクも考慮下さい。