接点復活剤の使用による不良例です。
不良品は実測すると5KΩに対してこんな感じです。
上が不良品、実測すると3.8KΩ。大分減少していますが珍しくもありません。
リプレースに使うCTSポット。
こちらはだいたい5KΩ。
新品でも最大容量はかなりバラつきがあります。
なので、いつも数個購入して選別しています。
不良ポットの中はこんな事になっています。
黒い粉が出てきていますが、これが抵抗体でしょう。
なので抵抗値の減少は納得できるところです。
このアンプでは部分的に音が出ない位置がありました。
写真では3個のうち、上の1個は新品の状態です。
UreiやCrownではCTSポットがまだ手に入るので、変に国産にするよりは純正と同じCTSにすべきでしょうね。
但し軸形状や長さが違うので、組み換えになることが多いです。