らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

知人の所有するダイアトーンのDS-77Zの音を聴く機会がありました。
そもそも、このスピーカーはハードオフ@名古屋某店でジャンクを購入し、ピュアオーディオ熱が加速した原因の一つでした。

今、数年を経て音を聴くと、やはり解像度は高いと感じました。
しかし密閉・・・実は、私のアムクロンD-150ASIIを貸し出しているのですが、それでも低域はちょっと硬め。私は好みじゃない音でしたが、所有者は「低域より解像度」とのことですので、それはそれでちょうど良いのじゃないかなと思います。
最終的にはA730+D150ASII+DS-77Zという変な構成にしましたが、

改めて思うと、ステラハーモニーの音はやはりヨーロッパ系の音。
練って練って小型スピーカーでも、大型にはかなわないものの、「それらしく」鳴るように作ってあります。
その代わり、日本では考えられない箱鳴りっぷりですが、箱が鳴っているとは解りにくいようにうまく作ってあります。
結果として音楽が気持ちよく聴ければそれでいいじゃん、という割り切りも感じさせます。

JBLの音は、個人的には2種類あると思うのです。
一つは、いわゆるモニター系列の音。
家で聴くと、ちょっとキツイかな、長時間リスニングはしんどいかなぁという感じの音。

もう一つは、元気に鳴る、アメリカを感じさせるホームオーディオ用の音。
モニター系の音を少し聴きやすくしたような感じでしょうか。

私の所有するコントロールLAは後者、L166は後者ですが少しモニター系も入っているでしょうか。
ダイアトーンより高域はだいぶ押さえ気味です。
ダイアトーンが解像度重視というのがよく分かりました。

DS-77Zを所有する知人はJBLの音はあまり好きじゃないらしいです。
まぁ、好みですからね・・・。
私は解像度重視だと疲れるので、JBLの元気系やヨーロッパの練った音の方が楽で好きです。
以前所有していたDS-3000を手放したのはそういう理由なのです。