らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

UreiとCrown

米国のアンプメーカーはたくさんあり、この2社以外にQSC、BGW、HAFLER等いいメーカーが多いです。
個人的にはこのUreiとCrownが好きなので、これに限って話をします。
同時期の製品と思われる、PS-400とUrei6500を同時期にメンテしてみて思ったのは、Ureiは実にまじめなつくりです。
Crownは基本は手を抜かず、しかしコストダウンできるところはコストダウンしてあります。
Ureiは、ベースとなるシャーシがあり、そこに部品を組み付けていくというオーソドックスなやり方です。
Crownも基本同じですが、シャーシをフロントパネルベース兼用とし、そこにトランスを取り付け、基板を取り付けて、終段モジュールを取り付けて、というやり方をしています。
なので、天板、底板を取り付けないと相当ヤワヤワです。
Ureiはそんなことはなく、ガッチリしています。
最上位の6500に至っては、左右各chのユニットが完全に分離でき、電源トランスから完全分離です。
結果、メーカーとして生き残ったのはCrownですから、コストダウンもやり方しだいとも思うのですがUreiは頑固なところがあるなと思いました。