以前から預かっていたPSA-2は目処が立ちました。
基本メンテは完了し、ファンコントロール回路を内蔵して欲しいとのご依頼。
12Vファンの電源を作って、互換機用のファンコントローラーでうまくいきました。
ファン自体は市場にあふれているAT互換機用のものが使えるようになりますので選択肢がぐっと広がります。
あと、プロテクト回路の問題が。こちらもリキャップしたのですが、電源オン時のスタンバイ解除動作がCH-1、2で数秒ずれる状態でした。調べると、ディレイ回路の電解コンデンサの容量間違い。これは自分のミス。(汗)
しかしまだずれるので、電解コンデンサの容量を測定すると片方が4.3uF、もう片方が4.7uF。
まぁ仕様の範囲ですが、ディレイ回路でずれると気持ち悪いので容量を選別してOKとなりました。
このアンプは面白いアンプで、スタンバイが解除されてなくても音は出ます。回路を追ったわけではないので意味はわかりませんが、以前に手に入れたPSA-2もそうでした。
あとは入力端子の交換、清掃、半田修正をして完了予定です。
