先日ちょっと調べて放置していた、電源NGのSoundCraft SRPIT Protrackerを調べていました。
この機種の電源の弱さは有名なようです。
スイッチング電源なので簡単に直らないかなと思いつつ電解コンデンサを調べていくといろいろ怪しい。
でも一番怪しそうなのを交換するとOKとなりました。
こんなピンポイント修理はやはりインラインタイプのESRメータがあるからこそ。
ESR70は重宝しています。
早速うちのメイン機材に入れて試聴しますが、さすがのサウンドクラフト、音質は期待を裏切りません。そりゃデルタや200Bにはかなわないかも知れませんが、個人的にはこれで十分かな〜と思わせました。何よりサイズは小さいしラックマウントできるし言う事なしです。
こんな気の利くミキサーが現行機種には無いんですよね。
どうせ中古で出てきても2万円もしないと思うので、見つけたら買いです。
下手なプリアンプよりぜんぜん音良いです。
残念ながら左右の音量に差があるのと、一部スイッチはガリがあるのでこれはボチボチとメンテナンス予定です。音声回路の電解コンデンサも交換したいですな。
ちなみに電源ユニットを国内の地元の楽器屋経由にて代理店に「おくれ」と言うと、「預かり修理ならしてやるけど、ユニットは出せない」との予想通りの回答がありました。ちなみに代理店はAmcron(Crown)でおなじみのあそこです。Crownは部品を出してもらえるので、おそらくここはメーカーの考え方も半分、電源ユニットという品物の性質上も半分、あとは並行輸入品に対する嫌がらせもあるんだと思っています。
てな訳で、電源ユニットには不安があるので現在米国にユニットの入手を打診中です。
まぁ本国に聞いてもいいようなものですが・・・米国で却下されたら英国のショップを探してみることにします。
