久々にヤフオクで落札。
故障しているにもかかわらずなんと2.3万円でした。
なぜこれを手に入れたのかと言いますと、希少な最終モデルだったからです。
パネルは汚いですが中身は綺麗でした。
音出ししてみるとCH2がポップノイズ。うーむ。
回路を切り離してみるとどうやら終段くさい。
終段Trを交換してOKでした。ちなみにマイナス側。
ついでバイアスの確認ですが、CH1が300mV程度に対してCH2は600mVくらいも流れます。
明らかにおかしいです。てな訳でいろいろ調べると抵抗断線を発見。
抵抗を交換して完了です。
まぁ普通なら動作したのでOK終了かも知れないですが、バイアス確認は大事です。
以上、小一時間の作業で完了でした。
最終モデルはいろいろと資料価値があるのです。
終段のプリドライバTrがなぜか日本製になってたり。
東芝のTrになっていました。ここは確かD40P3が入るはずの場所です。
こうやって互換情報が得られるのは修理屋としては有難いです。
で、このアンプですが現在貸し出し中の修理ベンチにあったD-150A2の代替として修理ベンチに入れることにしました。あっさり直ってよかったです。
