昨日からPower Line Twoのジャンクを弄ってます。
電源を入れてもIOC点灯したまま。
回路を調べると+9.1Vが出ていない：定電圧ダイオードのショート、抵抗焼損。
これら交換してもNG：保護回路の回路一部半田浮きがあり修正し完了。
と書くと2行かぁ、疲れるわ（笑）
このアンプはPL-4やPL-3と違って保護回路はやや手抜きです。
実用上は問題ないです。使われている部品もちょっと違います。
メイン回路はPL-4やPL-3と基本同じなので回路は追いやすいです。
オーバーヒート保護回路が独特でした。-VCCと+別電源を抵抗2本+サーマルスイッチを介して接続（！）という、日本人では思いも付かない回路です。抵抗が入っているので、何かあっても焼けて断線するだけでショートは無いですから良く考えています。
抵抗の間にロジックIC 4081が入って入力はジャンパしてあるので通常-VCCと+別電源で打ち消しあって12V程度が入力に加わります。
これだと正常で、サーマルスイッチが開くと電圧が変動しマイナスになる（てかなった）と出力カットされます。
わざわざ2回路使ってあるのは起動時4秒タイマーの為だと思われます。変なところ凝りすぎ。
この辺の保護回路も日本人では思いつかない回路ですわな。
無事に直りましたので欲しい方はご連絡ください。いずれ処分します。
