らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

最近多い問い合わせとか

最近は一斉を風靡した?D-45/75Aの故障修理が多いです。
このアンプは確かに名機でこのサイズでこの音質が出るってのはそうそう無いと今も思います。
故障修理を機にグレードアップを検討される方も多いようです。
この機種から更に上というと、D-150A2やDC-300A2がまず検討に上がると思います。
これらもいい機種です。スタジオなどではむしろこれら機種のほうが良く使用されていました。
無理にサイズを縮めてないので内部設計はゆったりしており電源供給能力も高いです。
おすすめはD-150A2です。安くて軽く、音質はD-45/75A超えです。
サイズが大きいDC-300A2などはそのサイズ分出力が大きいですが、メリットとしては特に低域が伸びます。
これは特に小音量でも駆動力が高いので音がボケないなどのメリットがあります。
また、PS-200やPS-400との比較もあります。
この2機種は割とハッキリクッキリした音質が特徴で、Dシリーズとは違います。
そのくせ低域の出方は塊なので面白いんですよ。
基本的には「同じ買うなら」PS-400をおすすめしております。
PS-200でもちっとも困りませんが、上記にも書いたとおり電源のサイズが低域に効いてきます。
で、PS-400以上、を求められる方も無論いらっしゃいます。
そうなると、ファン付きを避けることはもはや無理な相談です。
この上になるとPSA-2、リファレンスシリーズが見えてきます。
これら以外のアンプでしたら、Ureiも面白いです。
Crownより音質が柔らかいんですが、メンテ済みの個体ならきっちり音も飛んできます。
ホームオーディオに近い音質に思います。
Ureiでは6150/6250/6300までがおすすめです。
本当の純血Ureiです。
このあとの6215/6230/6260/6290はJBLが関わってきてコストダウンが見えてきます。
おすすめは6260か6290です。
6290の低域は驚きの一言です。ただしファンが爆音。
この辺まで行くとそうそう買い換えられるアンプもないです。(笑)