らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

Naim Audio Nait3のPHONOアンプ内蔵化

これに着手しました。手持ちのIC-150のフォノ基板を組み込むだけのことですが、問題は基板の固定です。
基板にはレベル調整用のポットの穴がありますが、これは今回取り外してトリマにするのでその穴を使うことにします。
基板にこのピッチの穴を開けてねじを立てて固定します。
で、問題は電源です。この基板は+-18Vを要求します。このアンプには30V程度の+-VCC電圧がパワーアンプ部に掛かっているので、それを拝借し3端子レギュレータの7818/7918で18Vを作りました。
当初ラグ板で試作しましたが、あまり格好が宜しくないのでユニバーサル基板に作り直しました。
幸いこのユニバーサル基板が細長かったので、上記のポット穴と同じピッチの穴を開けて共締めにしました。
見た目にもきれいに収まり問題なく、いい仕事になったと思います。
実は最初、PHONO基板を組み込んだのですがその基板が壊れていたので、もう1枚の基板と入れ替えたりで結構手間食いました。
問題なくいい音で鳴っておりました。所要時間3時間てなところでしょうか。
トリマは取り外してジャンパしようと思ったのですが、ラインレベルとの信号レベル差が恐らく出ると思ったので残しました。
案の定、メインボリュームを少し上げるだけで大音量になってしまいましたのでトリマを半分くらいの位置にセットしました。後はラインレベル機器との音量差ができるだけ少なくなるよう調整です。
後は入力ケーブルの製作・・・とは言っても同社のCDP間なら、多分MIDIケーブルが流用できそう。
これって往年のDINケーブルそのものです。
汎用のRCAピンに使うには変換ケーブルを作る必要が・・・4本ほど。