メンテ後3ヶ月で故障したということで確認。
ヒューズが切れていることから、いきなり通電はせずスピーカー端子をテスターの抵抗計で確認すると左右で振れ方が違います。
この場合はアナログテスタが便利です。
針がより大きく振れる側が不良と踏んで、テスタを接続したままトランジスタの配線を取り外していきます。
針が振れなくなったら、その部品がNGです。
今回終段のトランジスタが2個ショート。
普通の場合はここでトランジスタの入手に悩むわけですが、今回は純正の同じトランジスタの中古があったのでさくっと2個交換。
改めて左右とも再度テスターで確認、同じような針の触れ方になったので完成。
通電チェックしてOKでした。
後はバイアスを再確認し、問題なければ完成です。
今回トランジスタがショートした原因は不明ですが、普通に使っていてヒューズが切れたということなので、おそらくトランジスタ自体の劣化でしょう。30年も経過していると仕方ないですね。
