故障品が来ています。状態は「スイッチを入れるとIOC切れず、CH-1のSIGNALランプ点きっ放し」というもの。
CH-1は結構深刻で、スピーカー端子にテスターを当てると52Vだか・・・。
これは終段が死んでいると思われます。てな訳で電源を切って平滑コンデンサを放電させてテスターでスピーカー端子を当たると明らかにCH-1、2で挙動が違う・・・終段死亡確定です。
このときに、テスターを直流電圧計にして、出てくる電圧がプラスかマイナスかで問題箇所が絞れます。
今回はマイナスでしたので、マイナス側のトランジスタを調べたところ1個ショートが見つかりました。
純正トランジスタは在庫があったので交換。hfeランクとおぼしき数字も同じでした。
トランジスタ交換後、左右のスピーカー端子をテスターで確認するとほぼ同じ挙動となりました。
通電したところ、無事にIOCも切れて一安心。
音出ししたところ、今度はCH-2が音量を上げるとともにひずみ、IOCランプが点灯する状態。
これは過去に経験あり・・・てな訳でそこを確認したところ、そのとおりでした。
手直しして修理自体は完成です。あとは気になるところを少し手を入れれば完成ですね。
