苦労しましたが何とか入りました。
狭い上にスピーカーケーブルがかなり太くて大変です。
また、もともとがオリジナルのアンプのオプション品を流用した関係で、簡単に流用はできません。
少なくとも、以下の問題があります。
・電源の問題。なぜか+-VCCを要求する→データシートを見て不要と判断、+VCCのみ供給とする。
また62VなどというVCCは想定外なのでデータシートを見て抵抗値変更。
+-VCC間にチップダイオードが入っているので除去。
いちいちお仕事でおなじみの部品が気になるよな・・・1SR154とか1SS355とか。
・GNDの問題。なぜかGNDの入出力間に100KΩのチップ抵抗が入ることになっている。不要と判断してジャンパする。
この状態でPS-400に電源回路のみつないでチェック。
動作はOKだが、電源オフしてもリレーが入ったまま切れない。当たり前ですが大容量電解コンデンサが良い仕事をしております。
というわけなのでAC電源から検出電源を拾ってくる。この追加配線を実施。
この回路の抵抗値も変更する。
これで動作確認→OK。
出来れば動作確認用LEDを本体のパイロットランプと差し替えたいと思っていたが、VCC回路の電圧が落ちない限りはずっと点滅していて見た目アレなので今回は基板上だけにしておく。
オフセット電圧が出た場合の保護が働くかどうか、スピーカーINに電圧を掛けてみる。無事に動作したので完了。
動作確認用LEDの点灯が、まさに昔の民生用プリメインアンプの「PROTECT」のあの光り方で見ていて懐かしさを感じました。
