らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

Hakko FR-410-81

デモ機を開封して使ってみました。

うちの半田ごて周りです。
474は816のコテ部を使用して使用しています。
・本体のサイズは474と同じくらい。
しかも吸い取り機ごときにLCD付いてる・・・。(笑)
通常は温度が表示されています。温度管理をしないといけない本来の現場では必須ですね。
お高い原因はココですかな。
・動作音がかなりうるさい
474に比べポンプのパワーが上がっている印象。474は厚手のプチプチでフローティングさせておけば夜中でもあまりうるさくないのですが、こやつはうるさいです。嫁から苦情が来るかも・・・。(※家庭用ではありません。)
・コテ部が重たい
現用の816(コテ部)に比べるとかなり巨大化しています。
140Wのコテ部なので現在の50Wに比べるとそりゃ大きくもなるか・・・。
あとはんだ吸い取りメカも詰まりやすい816に比べ改良されているようですが、ばらしてないので詳細は不明。
はんだが溜まる部分は透明の窓でコレは良いですね。
816はバネの中に半田がどのくらい溜まったかは外さないと判りませんから。
ソレより先に半田が詰まるので自然と分解清掃せねばならんのですけどね。
うちでは前ホルダーをもう1つ準備して詰まるたびに交換し、手のすいたときに清掃しておきます。
半分は熱すぎて触れないってのが大きいですけども。
・さて、肝心の能力は?
474だとやりづらいであろうPSA-2メイン基板(両面スルーホール)で作業実施。
14P DIPICもさくっと外せました。
何よりコテ先を当てるとすぐ半田が溶けます。
そして474と違うのはトリガを引き、離してもタイマーが1秒くらい働いてポンプが動いています。
この時間は確実に半田を吸い上げて詰まらせないようにするためのものかと。
・買うかどうか
コテ部のバリエーションが1種類しかないのが悩ましいです。
狭いアンプの中でこのコテ部を入れて使えるか?というと、どうだろうかという感じ。
ただパワーがあるので外しにくいリレーなどは楽になるのではと予想。
実売価格8万円前後なのでメチャ高いというわけではないです。
474と併用するのが良いのかな?どうだろうか。