「周波数表示をさせた際、表示が乱れるorゼロのまま」という個体の修理を依頼されました。
もしかしてあのICか？と思ってしまいましたが、何てことなく周波数調整ボリューム兼スイッチのリードの半田クラック。
あっさり終了です。
確かにアレ、グイグイ押してしまいますからね。しかもフロントパネルでナット止めしてなかったような。
そりゃ半田クラックしますよね。
ちなみに最初は周波数表示が乱れるみたいな説明でしたんで、リアのRCA入力端子に8888Hzを入力し確認していました。
もしかすると7セグLEDがダメなのかも知れませんし。
その信号を周波数カウンタ53131Aに入れてみました。
ソースはPCで、Wavegenを使っています。そこそこ信号の信頼性はあります。
40年選手の525の内蔵周波数カウンタはそれなりの精度しかないという結論となりました。
長時間通電しても、10Hzの単位でふらつきます。
IC交換してみたいですが、ICの性能と回路を見るとあまり期待できないかも。
53131Aは多少下の桁がふらつくものの、基本的にはビシッと表示されていて大したものです。
初めて周波数カウンタを修理作業で使ったよ・・・。
まぁ、オシロスコープにもその機能はありますし、34401Aでも測れますけども。
