らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

Crownのアンプ群がたまたま手元に集まったので知人とともに凄く激しい試聴会。
D-45、D-150ASII、PS-200、PS-400の4台を順次試聴。
スピーカーはNS-1000M&JBL L166、プリアンプはAGI511、CDPはA730やDU-10、PC+LucidのADA1000等。
結果としては、重量、使い勝手、音質のバランスが最も良いのは中堅どころの2台かなと思いました。
まぁ、これも別な知人曰く「どのアンプにしろ、これだけ鳴りにくいスピーカーが鳴るのだからもう良いよ」みたいな意見もありました(汗)。
4台中、音質が最も良いのはやはりPS-400。一見上品な音を出しつつも、キレが良く馬力があります。ある意味予想通りといいますか、見た目通りですね。
健闘していたのはD-45。ネット上でも噂のアレですが、あの外観にしてはなかなかの馬力です。
個人的には最終回答ではありませんでしたが、正直上を聴かなければ最終回答になりそうなアンプです。
なにより軽いし、使い勝手良いですし。
上記の4者のアンプはネットオークションでも良く見かけるアンプですが、どれを買っても外れじゃないのは大きいと思います。
PS-400は確かに良いのですが、重たすぎる(24.5Kg)のがイケナイですね。(汗)
そこそこの重量で良い音のするアンプかぁ、虫良すぎるよなぁ。


ついで、NS-1000MとJBL L166の比較をしてみましたが、やはりL166は音質がややナローです。
普段の音源は殆どがJazzなのでL166で良いのですが、ポップスなどではNS-1000Mの方が良いように感じました。
NS-1000Mは手放せなくなりそうです・・・。(汗)
L166はNS-1000Mほど刺激的ではないので、まったり聴くにはちょうど良い音かなと思います。
また、L166は低域がだいぶ出過ぎる傾向があるように思います。アンプが行き過ぎているのかなぁ。
NS-1000Mは低域が出ないと良く言われますが、上の4台のアンプでは全部それなりに鳴っていました。
低域不足を感じる事はありませんでした。
ただ、知人が「コレ、ホントにNS-1000Mの音?」と何度も言っていたのが印象的ではありました。
私もそう思うんですが、NS-1000Mは良いアンプをあてがうと驚くほど鳴るようです。
ここで言う「良い」とは「性能が良い」アンプであって、値段が良いアンプという意味ではありませんんのであしからず・・・。
しかも、正統派密閉型ならではの小気味良い低域が気持ちよく出ていました。