らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

先日入手したBKM-10Rですが、調整用のボリュームつまみが2本折れていました。
中を開けるとカシメが外れていたので戻してOKとなった訳ですが、ボリューム自体の構造がちょっと弱いような。でも柔いのでカシメが外れるだけで済んだわけで、いいような悪いような。
これが手に入ったので、後は20インチのマルチフォーマットなマスモニを探します。
PCM-7050はなかなか難しい機械で、ビデオ機器と併せて使用するのが前提ということもあり、一般的なDATに比べると癖がありますね。
中身はなかなか面白く、特に音声系のアナログ基板は普通に音響用電解コンデンサが入ってあります。
メカは基本的にDTC-1000ESそのままのようです。
初代機のメカそのままという事が幸いし、消耗品が今でもそれなりに出る訳ですね。
DTC-1000ESのメカはそれほど優秀なメカだと言うことです。
操作しやすい押しボタン、見た目の良さはさすが放送用。
リアパネルも男前で、RCAピンだのS/PDIFだのは一切ありません。
全部BNCかキャノンです。デジタルはAES/EBUなのでSTUDERと仲良し。そんなわけでA730のデジタル信号を入れてみたらちゃんと動いてくれました。
今更のDATですし、これは少し遊んで処分する方向になりそうです。