らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

PS3をDLNAクライアントとして使う

PS3は優秀なメディアプレーヤーです。
ゲーム機能が無くても、これが3万でブルーレイディスクまで再生出来るとなれば文句なしのコストパフォーマンスです。
そこで、PS3メディアプレーヤーとして使う人に、最低限やらないといけない事を列挙します。
検索してもなかなか解らなかったので、箱から開けてDLNA+DTCP-IP対応化までを説明します。
PS3は新しいコストダウン版。
尚、当方のDLNA鯖はPanasonicブルーレイディスクレコーダー、DIGAのDMR-BW830です。
あと、DLNA対応NASとPCでDLNA鯖が1台、何れも音楽用。
(こちらは比較的ハードルが低いので記載しません、以下の設定が出来れば多分問題無く終わる。うまくいかない場合は、DLNAサーバー側でPS3が許可されているか確認)

PS3を設置、なんとか画面を出す。
 HDMI接続では、映像と音声が1本のケーブルで伝送出来るので音声用光デジタルケーブルは不要。

 映像が出なければとりあえず付属のケーブルでコンポジット映像接続としておく。
・コントローラーはとりあえず初期設定に必要なので接続するが、BDコントローラーを購入したなら映像が出た時点で登録してしまう。
 このBDコントローラーなるリモコンはBluetoothを使用しているが、PS3での登録は「Bluetooth関係」ではなく、専用の「BDコントローラー登録」という項目があるので要注意。
 ちなみに当たり前ですがBDコントローラー登録を終わらないとコントローラーは一切使用出来ない。
 登録が終われば通常コントローラは無くても良い。

・画面が出れば、まずユーザー登録をしてしまう。
 かなり入力項目が多く、かつユーザーインターフェースがアレなのでなかなか面倒。
 でもがんばって登録する。
 (DTCP-IP対応化の際にネットワークアクセスが必須となる為。)
HDMIケーブル接続の場合は、ディスプレイ設定→自動、で設定してしまう。
 手動の場合は音声の設定がうまくいかなかった。(当方の場合)
・システムアップデートを行い、最新ファームウエアにしてしまう。

・いよいよネットワーク関係の設定。
 (インターネット接続が完了し、DIGAとPS3が同じネットワークにある事前提)
 PS3のネットワーク設定の確認をし、PS3MACアドレスを確認する。
 ちなみにスクロールしていって下の方になる。
PS3の「本体設定」でDLNAクライアント機能を「入」にする。
・DIGAのDLNA設定でPS3MACアドレスを探し出し、アクセス許可する。
PS3で「ビデオ」の中に「ディーガ」という項目が現れる。
 「ディーガ」を確認する。
 録画した内容が出てくれば、とりあえず一安心。
 録画内容を選択すると「DTCP-IP対応じゃないので再生出来ません」と出る。

 ※これを必ず出さないと、DTCP-IP対応に出来ない。

PS3の「本体設定」で「DTCP-IP対応」を「入」にする。
 (ここで初めて設定項目に出てくる)



以上で完了。

序で、PS3側の問題の残りは以下の通りでした。

・音声の問題:上に書いたとおり、映像設定でHDMIケーブル自動選択とすると無事解決。
 アンプと通信しアンプ側の対応するフォーマットに切り替わるようだ。
・DIGAで録画したBD-Rの再生は特に問題無く可能であった。
 知人宅のPS3旧モデルでは不可であった。なぜ?ファームアップによるものか?
・懸念された無線LANの速度は、PS3側の11gで問題無くハイビジョン再生出来た。
 もっともウチではルーターとDIGA間をLANケーブルで直結し、PS3ルーター間は11n対応高速無線LANアクセスポイント経由で接続している為、スループットが相当速い。

こんな感じで無事に問題クリアですが、なかなか大変でした。
懸念はAVアンプだよなぁ、こいつがなければ1080pでいけるんだけども。