CrownのD-75Aなんかはオーディオ屋キラーとも言われます。
個人的にはCrown入門レベルのアンプかと思うのですが、それですら怪しげなピュアオーディオのアンプを蹴散らすようです。
ピュアオーディオのアンプにも良いものは多数あり、それぞれ良い音なのですがそれなりの音質にしようとするとなぜか金額の桁が凄いことになります。
それを、ハイエンドオーディオの中ではローエンド（！）の金額でそれに迫る、もしくはそれ以上の音質が容易に得られてしまう業務用パワーアンプは禁断の果実なのです。
それに早めに気づいた人は良いのですが、オーディオショップの人の勧めるままに買い換えしていくと、まさしく思う壺です。
逆に言えば、今までちょっとづつ育ててきたお客さんの買い換えが一部ストップしてしまう訳です。
人によれば、それなりの機材が揃っている中に業務用パワーアンプが入ったりするだけで、「これだけ鳴ったらもういいや」となりかねません。
なので、その手のオーディオショップでは業務用パワーアンプは積極的に扱わないのです。
あまつさえ、「音が雑ですよ」とかデメリットばかり吹聴したりします。
実際、音が雑なアンプもあるのですが、比較的手堅いメーカーばかり選べば、さほど問題ないです。
