なかなかの曲者なADA8824(SONIC)の件、本日解決しました。
結論から言うと、SONIC仕様をADAT/RS232C仕様にするには大変です。
部品を2点交換する必要があります。
ひとつはインターフェースカード。これはADAT/232Cどちらでも良いので手に入れてください。
そして、マザーボード上にあるROMの交換も必要になります。
SONIC仕様のROMは、当方の場合V1.03でした。
今回、ADAT仕様のV1.01仕様のROMを入れると、問題なく動作するようになりました。
今回、この改造で諸々含めて3万円弱程度でなんとかなりましたが、正直中古のADA8824(ADAT/232C)を買ったほうが無難でしょうね。
改造中のADA8824(SONIC)。これは完全にSONIC向けなので色が青い。
同様の品物に、外観はADA8824だがSONIC仕様のものがある。
インターフェースの違い、右がSONIC仕様。左は232C仕様。
ROM。良く見えませんが、ソケットに入っているのがV1.01のROM。
無事に動作中です。
今回の個体は電解コンデンサも全交換しているので当分は問題なく使用できると思います。
いまどき出てくるADA8824は、内部の電解コンデンサが劣化していると思いますので、自分でメンテができる人以外は購入されないほうが無難です。