以前苦労して直したJBLのM553と、別口でM552、EVのEX23というチャンデバ3台が点検、修理で来ています。
で、M553はハイのレベルポットにガリがあり、左右のレベル差がある、ということでまず点検。
こんなのは測定器でシビアに診ないと判りづらいです。てな訳で5835を使って確認。
左右のレベル差はリサージュ波形が崩れれば判ります。ポットのガリは音を出さずとも波形に乱れが生じればガリありです。民生機のポットなどいかに適当なものなのか良くわかってしまうので怖いです。
しかしコレでも実用上はまったく問題がないのです。
残る2台のうちM552はやや不調（レベル差多少あり）、EX23は問題なしの様子でEX23は今回作業せず返却予定。
EX23の中を見ましたが大きさの割に非常に余裕のありすぎる設計でした。むしろM553が詰め込みすぎなんだと思います。
EX23は中を見れば見るほど日本製の感じでした。部品全部日本製なんですが・・・。
中の設計も日本製にしか見えない感じです。
リアの正規代理店のインポートラベルを見るとなんとも脱力します。
このM553ですがトランスのレアショート修理で苦労しましたね・・・。使えるトランスが手に入ったので幸いでしたが。
M552はM553の下位になるようで類似の構造と思います。また苦労すんだろな・・・。
