以前お問い合わせを受けたこの件。
どうやらSDIかアナログコンポーネント入力アダプターBKM-229Xか4:2:2SDI2入力アダプターBKM-220Dが刺さってないと480iを受けてくれない様子。
うちは両方探して刺しました。2020年の今、4Kがデフォ、何なら8Kテレビが電気屋で売られている昨今。
物凄く今更な実験を今更する訳です。
送り側はPanasonicのDMR-BW830を480i固定で。BDP-LX58もあるのですがHDMI専用で480p下限なので1080i専用とします。
受けはBKM-229Xのアナログコンポーネント(480i)、HDMI(1080i)です。
見た目にはインターレースには見えないですし、走査線も目立ちません。
画面サイズとしては4:3だと20インチ相当になるので、PVM-Dなんかだとそれなりに走査線が見えたはず。
でもあんまり気になりませんでした。
画質比較としては480iのBW830が一番良いように思います。
LX58のアップスケールは悪くないですが、まぁ普通です。
**********************************************************************以上設定変更前、聞き流してください。(汗)
リアル480iとか見ようとするとネイティブ設定が必要です。
気づいたのは正に今日。気づかんかったてのも今更。
久々にヒカル嬢のDVDを引っ張り出してみました。
昔懐かしいCRTの感触がします。
走査線もクッキリ見えます。
やはり480iは画面サイズが小さく見えてしまいますね。
NTSC・480iでもPVM-L2300は良い感じで頑張っています。
そもそもはBVM譲りの画質ですしね。
これは画面サイズを気にしなければかなりいいのでは?
こちらは1080iの様子。
24インチしかないのに高解像度で走査線が見えてしまうBVM-Dを思い出しました。
てな感じで実験は成功。
現在BDの1080iを視聴中ですが素の1080iの方がやはり自然な感じがします。
これはブラウン管を経験している人でないと理解できない感覚かと思います。昔から基準にしている映像も貼っておきます。
なんかBVM-L231やPVM-L2300はCRT寄りの液晶と思うと希少な気がしてきましたよ。
リアルのインターレースモードを持っているのはやはり大きいように思います。
結論からすると、BVM-L230/231/PVM-L2300/3200でインターレースモードを使いたい場合は、
- 480iがどうしても観たい場合はオプションボード必須となる。
- 480p以上ならオプションボード不要でHDMI経由でいける。
- ネイティブモードは思いのほか使える。NTSCでも管のPVMと同じくらいは出る。
おそらくGBRモードでいわゆる「15Khz」もネイティブで映せるはず。
PVM-14/20の置き換えが可能になります。
BVM-D24のイメージのままです。ハイビジョンは当然キレイなまま、という感じです。