BVM-D稼働。一応映りましたが、そろそろ処分するかな〜。超悩むので、比較実験を。
信号は、BDプレーヤからアナログコンポーネントでBVM-Dに入れて、その出力をBKM-229X経由でPVM-Lに入れました。
画質は申し分なしです。
写真はiPhone7で撮影しているのでデタラメ、参考程度にお願いします。
昔はこんなことよくやってました。(↓例:2004年頃のもの)
さて。
BVM-Dと比べると不自然に赤が強いので、
ちょちょっと調整。だいぶマシです。
完全に同じに調整したいところですが、キーデバイスが違いすぎて絶対無理でしょう。(笑)
このPVM-Lをおすすめする理由は、ベースがBVMだからです。
普通はPVMでは開放されていない調整項目が開放されていて、それはBVMベースの設計だからです。
現行PVMはどうなのか知らないですが、ここまで細かく調整できるPVMは過去なかったです。
で、感想なのですが(1080iでの比較)
・PVM-Lは、内部の映像処理が巧み、チラツキなし。
BVM-Dはちらつきを感じます。インターレースなので当たり前なのですが。
・BVM-Dは管の表面が黒でなく灰色なので管面に光が入ると不利。(仕方なし)
しかし家庭での使用で光を排除するのはちょっとむずかしい。
と考えると、PVM-Lの方が使い勝手は圧倒的に良い。
・BVMは走査線が見えてしまう(!)
PVM-Lは見えなくしてある。違和感は少なく、これも良く出来ていると思う理由の一つ。
総合的に見て、やはりPVM-Lが私の環境ではベストに感じて仕方ありません。
本音言えばBVM-Lとかになりますが、まだ良い値段ですしね。
大画面(笑)を求めるとなかなか・・・。
※その他PVM-Lをおすすめする理由
・安価。10万弱で買えるかな?32インチでも15万円くらい。
・オプションボードでNTSCやアナログコンポーネント、HD-SDIもいける。
中古で出てくる個体は殆どがHD-SDIが入っている。
NTSC系のボードはやや希少だが、探せばまだ出てくる。
・コントローラーの接続がLANケーブル1本だけで可能。
敢えてBKM-15Rをおすすめする。理由は離れたところから調整ができるから。
BKM-16Rは電源もモニターからもらうので、専用ケーブルが短く離せない。
・コンバーズレなし。地磁気影響なし。
・重さが32インチで25Kgくらい。軽い!
・HDMIがあるので民生機と仲良し。(笑)
最終、もうちょっと頑張って弄ってみました。
肉眼で見るとかなり近いですが撮影するともひとつですな。
しかし2004年から13年、板のBVMと画質比較できる時代になった訳なのですね・・・。
感慨深いです。
総括すると、「ブラウン管BVMの良いところと液晶の良いところをうまくまとめてBVMにしましたが、お高すぎるのでバックライトをCCFLにして安くしました」という、ソニーさんの思惑としては「頼むから管止めて液晶へ移行して、お願い!!!」という痛切な願いが画質に出ているのが良く理解できます。