らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

きゃりーさんの東京UMA105ライブ

配信を音源にして、MDR-Z1RとNW-WM1ZM2の最強ペアで通勤時間に聴いています。
この組み合わせ、かつ配信の音源の音質が良く、きゃりーさんが歌っているところとそうでないところが一目瞭然・・・です。
実際2時間半63曲を歌うのは非常にしんどいと思うので仕方ないですよね。でも7~8割方は歌っている感があります。
違いは、きゃりーさん独特の甲高い声が聞こえるか否かです。
PAで流しているヴォーカルはきゃりーさんが歌うのを前提に下げているので、音圧も違うわけでして。
無論マルチトラックで流していると思うのでいざとなればヴォーカルの音量も容易に調整できるんだとは思いますが。
生歌はやはり感動が違います。あの「きち~い」、ってのは彼女のコンサートに懸ける思いそのものなんだと思います。
ちなみに京都鉄道博物館の機関庫前でやったアルバム発売記念ライブは、聞く限りCDまんまに思えました。(残念)
MDR-Z1Rは流石にNW-WM1ZM2でも低域がパワー不足なので低域を持ち上げてあの武道館のライブの音をできるだけ再現したいな~と。
まぁそれとてサウンドはヤスタカさんがスタジオで作ってライブ用のミックスに仕上げたのを聴いているって事で。
こうなってくると、機器側のソースダイレクトって何だろって感じますね。なんでもかんでもソースダイレクトが良いとは言えないなと。
ソースに対してはダイレクトかも知れん。けど会場の空気感を実際に経験してきた私としてはイコライザで低域を持ち上げたほうがやっぱりリアル。
MDR-Z1Rで低域を出すのはNW-WM1ZM2でも一苦労。アンプ大事ね~。
でもあのライブ会場の絶妙な空気感、ステージからの距離感を感じさせるのはMDR-Z1Rは実に上手いです。
良くある密閉型ヘッドホンとは全然違うんですよね。このヘッドホン最大の魅力。
この辺はIER-Z1Rでは表現できないです。こちらは低域はDIRECTで十分出るんですが、面白いところです。
そして家では腐るほどスピーカーがあるのにSB-F1で鳴らしているというこの矛盾。このスピーカーは本当にすごい。
要メンテですけどね。
とまぁここまで書いている訳ですが、きゃりーぱみゅぱみゅさんの音楽にここまで音質を追求している人はどれだけいらっしゃるのでしょうか?