訳あってAnole V14-Sが戻ってきました。
早速コンプライのアジアンLを装着。
音質は激変です。イヤホンのイヤピースはマジで超大事っすね。
特に添付のシリコンのものはコシがないので難しいです。
個人的に今回の件でイヤピースが大事と思ったのは、
・イヤホンを耳に押し付ける事で、音質が変わる。
美味しい音が出る事もあるが、押し付けをやめると美味しい音が出なくなる。
これはイヤホンが重力や人体パーツに押されて負けてしまい、本来の音が出なくなっている為。
そもそも汎用品でまともな音が出る事は無いと考えるべき。だって相手は人体だもの。
・対策としては、音の通る穴の部分が硬い素材で出来ているものを使用する。
これによりユニットがしっかりと固定される。
また、イヤピース装着時にユニットの穴がより近くに見えているものが望ましい。
しかしイヤホン本体が耳により密着しているのは耳の間に余裕がないという事なので難しい。
・シリコンで軸のあるタイプをいろいろ試すが今ひとつ。
結果ウレタンのコンプライが良いと考えるが、当初Mサイズで良いとの事だったんでMサイズで試すも今ひとつ。
結局アジアンのLサイズがベターでした。
アジアンのLは丸っこい形で大きいサイズなので耳とのクリアランスを確保しつつ美味しい音が出ます。
この辺は人体の構造との戦いで自分で見えるものではないので、様々な方法を試す必要があります。
また左右で構造が違っていて当たり前なので、その辺も考慮する必要があります。
コンプライのウレタンタイプは違いをうまいこと吸収してくれて、耳穴に挿入しても丸形ゆえ角度調整が出来ます。
これがうまく合えばいい音で聴けて、しかもコードだの重力だの水を飲んだだので音質変化はありません。
外れにくくもなるので良いことが多いです。
ウレタンは独特の装着感なので気持ち悪いと思う方もいらっしゃるかも知れません。
この辺は本当に好みなので難しいところです。
欠点はウレタンですんで１年持たないと思うんですよね。定期的な交換が必要かと。
