らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

Astell&Kern PATHFINDER 1日試聴レポート

通勤で一日使用しましたので音質の感想を。
イヤピースは付属のウレタン。コンプライの品物に似ていますが、コンプライさんのは音の通る穴の部分にフィルタが付いています。
音質は、平面のLiricとは若干方向性が違いますが、高域、中域が綺麗。ヴォーカルもきちんと聴こえます。
低域はあまりブーミーではないちょうど良いタイトな感じ。(これは使うプレーヤーにも依るかと思います)
この音質はいままで所有してきたイヤホンには無かったものです。かなりLiric寄り。
ポップス、特にテクノには相性バツグンと感じます。
イヤピース沼もハマると深いようですが、要はイヤホンの性能を引き出せるものなら特になんでも。
現在はコンプライさんのTsx500のMサイズでちょうど良い感じ。凄く良い高域が引き出せました。
今日AmazonでXELASTICというイヤピース(シリコン)のLサイズが届いたのでこれも試聴。
まぁまぁ良いですが、怖いのは耳から抜く時に密閉になりがちなのですね。鼓膜やられます。
なので今回はコンプライさんで良い感じになりました。
Lサイズだとイヤホンの音質が悪くなります。理由は明確で耳の奥に入れないとイヤホンの軸が耳管と合わず高域が減衰するからです。
だーれもこんな事教えてくれないです。
個人的にはさくっと耳に差し込む普通のシリコン製でメーカー想定音質の7割くらいかな~と感じます。

たまたま名古屋でコンプライさんのブースで耳を見てもらったら予想のLじゃなくMでいいという意味が今解りました。
仕様的にはインピーダンスがなんと6.2Ωです。さすがのNW-WM1ZM2でも余裕で鳴ります。
・・・Fiioいらんやん。(汗)NW-ZX300Gでも十分鳴るのでは。試してないけど。
今はテスト的にNW-WM1ZM2で鳴らしていますが十分すぎ。
さっきFiioに戻しましたが、流石にアンプがしっかりしているだけにGain Lowでも低域のキレが良くなります。
イコール、イヤホンの振動板の制御がしっかりできていると言う事になります。
これからの時期、Gain Lowの方が発熱が少なく有り難いです。