らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

直ったMacro-Tech 5002VZでTechnics SB-F1とbayer dynamic DT770X(250Ω)を鳴らす

しばらく動作確認していましたが問題なさそうなので手持ち機材を駆動してみる。
いや音出すぎです。
SB-F1、ほとんどのアンプだと低域持ち上げないと聴けたもんじゃないのにこのアンプだけはローブースト不要。
さすがアナログPAアンプの王様です。
駆動板と箱にアンプが勝ちすぎているので完全駆動に近いのだと思われます。
この音が忘れられなくて自己修理した訳で。
続いてDT770X(250Ω)を直結。激しくおっかない事してます。
いいですねー。ちいさいアンプでネチネチ鳴らすDAPよりも豪快かつ爽やかな音です。
ADI-2/4 Pro SEも所詮DC12V30Wのコンバータなので。
「ワシに従って音出せ」って感じで何でも能力を100%出してくれるパワーアンプです。
ちょっと自信がついたのでジャンクゲットして遊んでみてもいいかも知れないなと思い始めました。
が、35Kgはいかんよ・・・。
それから内部はいろいろおっかないです。天板の裏には「弄るときは放電忘れないでね!」て英語で書いてあるし。
アンプ修理する人には常識なんですけども、敢えて書いてあるってのは(お察し)な訳ですよ。
PSA-2やPS-400以上に電力回路だなーと感じます。そのトンデモ馬力を裏付ける電源回路です。
カタログを見るとヒビノさんの図面では2000年、メーカーのカタログでは2006年となっていますが、既にこの頃は末期のはず。
アナログ最後でかつ最強のPAアンプ。今でも全然アリですよ。
しかし保護回路はPS-400に比べると優秀すぎます。終段が逝ってもスピーカー壊さなかったのは偉い。
・・・近々、円相場を見ながらトランジスタ買い込んでおこうかね。