らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

IC-150修理完了

IC-150

プリアンプの名器らしい、CrownのIC-150が修理完了しました。
Rchよりザーという音がボリュームやスイッチの位置に関係なく出続けるというものでした。
調査したところ、ボリューム以降にはオペアンプが1個入っているだけで、これしかなかろうということで早速手配。
本日部品が届きましたので交換。

しかーし!
ザー音は少なくなったものの、まだ聞こえるんです。

では、ということで回路図と現物を見比べながら、経年劣化していそうな電解コンデンサを2個交換したところ、ノイズも無くなり無問題になりました。
取りあえずパーツ箱にあったMUSEが1本と、SANYOの長期在庫の新品で1本づつの交換となりました。
音質に考慮しつつ、最終的にコンデンサをどうするか考えることにします。

昨日のPCM-R700といい、高額ジャンクの修理完了はいつにもまして嬉しいものです。

PCM-R700は、ヘッドアンプ内の電解コンデンサがダメでした。
DTC-2000ESなどと同じく、録音しながら即再生が出来る4ヘッド機なので、アンプも2個に分かれていますが、両方に入っていました。

後ほど、この2つは記事にする予定でいます。

PCM-R700をテストする上で、久々にDTC-1000ESやDA-25などを動作させました
最初は動きが怪しかったのですが、しばらく使うと両方ともそれなりに動作するようになりました。
やっぱり機械は使わないとダメですね。

しかし、コンデンサの買い方がダメな感じ。
以前なら、必要な容量の物をリストアップして購入していたのが、修理のたびにちょっとづつ余計に買ったり(見落としとか見間違いが結構あるので)で微妙に余り始めて、最近では買うときに「10uFを50Vで10本、1uFを50Vで20本」とか適当な買い方をしています。

そういえば、最近MUSEのパッケージが変わって金色になりましたな。
前の緑のパッケージも嫌いじゃないのですが、何せ容量が読みにくいのが困りものでした。