らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

Technics SB-F1

ま、みなさんオモチャと言われる小型の鈍器スピーカーです。
5500円/ペア、3ヶ月保証と結構なお値段でしたが思わず購入。
ローエンドのこのシリーズを聴いてみたいと思っていました。

Macro-Tech 5002VZ+SB-F1

こんなシステムで鳴らしている人は多分居ないと思います。
定番の電解コンデンサ交換とプロテクタジャンプはしておきます。後者はしたくないけどいろんな意味で。
5002VZって1250w/CH出せます。電源が15Aなのでそこまで出ませんけど、半分出たら大変です。(笑)
コンデンサは0.47uF50VのMUSEのバイポーラがたくさん転がってたんで3パラでだいたい1.5uF。
電解交換は必須です。容量2倍になってるし膨らんでたしで。1978年の製品ですからこれは仕方ないです。
で、音質なんですけど、バカにしてすんません。ADI-2 Proの方はとりあえず出力フラット。
これでもアンプが超シッカリしているおかげで十分鳴りますが、重低音は出ないです。音質の良いラジカセレベルです。
で、ここにADI-2 Proのパライコで重低音を上げてやると・・・なんかしょーもないスピーカーより良く鳴ってますな。
BMBのCS-M10Vもいいと思ってたんですが、ツイーターがついている分高域が伸びていい感じ。
調子こいてボリューム上げたくなるんですが、スピーカー焼くと思われるのでそこそこで。
そして鈍器かつ密閉なので切れの良い低域が楽しめます。
能率は86dB/W/mとあり、そこそこアンプを要求しますね。箱鳴りが一切ないのが素晴らしいです。
でもってアンプがしっかりしているお陰で超小音量でもしっかり鳴ります。
密閉型の美味しいところ取りな感じです。