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知人の所有しているCrownのSA-2というマニアックなパワーアンプの修理をしていました。
基本的にはPSA-2なんですけども、PSA-2をベースに民生機にしたモデルです。
見たところにはフロントパネルにLEDのパワーレベルメーターがついている事、リアの端子がRCAピンな位で、音質等は同じのようです。
IOCが点いたままというありがちな不良で、電解コンデンサは全数交換（大きいの以外）済み。
ICも多数交換しましたが、それでもダメという事で。
基板も腐食してたりと、程度があまり良くないものの、なんとか修理出来ました。
しかし、このアンプはおっかないアンプです。10000uFの電解4本、ダブルトランスと重たいアンプでもありますし、電解さんには電気が溜まっているんで怖い怖い。
私も故障品を1台、動作品を1台持っていますがこれも完全メンテしたいところではあります。
併せて、今日またパワーアンプが多数やってきました。これもがんばってメンテです。
個人的には、メンテナンス性を考えるとやはりPS-400が良いですね。
あと、やはり音質と重量、サイズを考えるとPS-200／D-150AIIは本当に名機ですよ。
PS-200はちょっとキャラが立っていて、芯のある音です。
D-150ASIIは、Dシリーズの延長線にある音で、スピーカーのキャラクターに合わせて使い分けると良い感じかと思います。Dシリーズだと古いJBLでジャズを聴くにはちょうど良い感じがします。
そんな訳で、個人的にはPSA-2とK2、Power Line Fourの3台を使い分けております。