22時頃から2時間掛けて、大阪から生野まで鑑賞。
JR神戸線区間では、「223系新快速」が上りだったのに対し、「はまかぜ」は下りになるのですが、この対比がまた面白いものです。だからと言って、ここをスキップしてすっとばすと旅情も何もないですね。
やはり「アルプスの牧場チャイム」で始まる車内放送、ゆったりと時間を掛けて放送されるのは「ああ、優等列車なのだな」と思わせます。
見所はやはり播但線以降かと思われます。正直、「特急」という速度は出ていません。
実際、幼少の頃に「なんてこんなに遅いんだろう」と思っていたのですが、この映像で理由が解りました。ポイントの通過速度の問題なんですね。下手すると30km/hくらいしか出せないのですよ。
長谷駅を過ぎてから先は電化もされておらず、昔のままです。
幼少の頃に乗車した旧型客車での旅を思い出させるに十分でした。
若干の違和感は、加速時に聞こえるエンジンの唸り音、先頭車両ゆえのジョイント音の違いなどですが、些細な事です。
過去、この路線に関しては旧型客車、オハ５０普通列車、キハ５８の急行「但馬」、キハ１８１「はまかぜ」に乗車しています。
さて、このビデオですがこの路線に思い入れがあれば買いです。
音声部分に関しては、「dts-HD収録」となっており、サラウンドも当然5.1chです。
正直ものすごくサラウンド感がある訳ではないのですが、逆に自然な位の収録にしてあるのが良いです。
映像自体は、「２２３系」のような晴天ではなく、曇天なのがやや残念。
これが実質6000円以下で購入できるのは「安い」と感じました。
