飛び込みでUrei6150の修理。
電源を入れてもSTANDBYのまま。両chとも。
トランスの唸りなどからアンプとしては生きていると思われます。
蓋を開けて6.2Vチェック。来てません。
ここまでは予想通り。
とりあえずアンプモジュールのコネクタを切り離し電源基板だけにします。
CR28が焼けています。となるとこの回路のショート。
最も多いのがC24のショート。見る限り問題無いがチェッカで調べるとリークと出る。
C24は無条件交換。外しても焼けた感じは無し。基板上も他に焼けた個所は無し。
ここまでも予想通り。
CR28を交換し通電。焼ける事も無いですが、なぜか6.2Vが出ません。
ではCR14を切り離し12Vで見ても電圧が出ません。
うーむ。なかなか手強いです。
単純な半波整流回路ですので考える程の回路ではありません。
トランスからは実測11V程度の交流が来ていて問題無さそう。
基板からいろんな部品を切って貼ってしていますが、なぜか電圧がマイナスになるという謎。
アンプの別回路から安定化された15V電源を借りてC24の＋側につなぎますが同様。
基板自体がなにかおかしいようです。何気にメンドクサイなこれ。
外観は綺麗な個体なのでなんとか直したいところです。
