らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

昨日は

嫁の職場のシャンプー台の水漏れ修理。
美容業界ではおなじみのタカラベルモント製。YUME ESPOIRという製品です。
なかなかの殿様商売のようです。
これが弁護士との面談前に連絡があって、出先のマクドナルドで情報収集。直せるけど水栓コマのサイズが18mmと市販品と違うそうで。
既に嫌がらせ開始です。市販の汎用品は15mmの上が20mmです。
幸い三宮に居たのでタカラベルモントショールームがあり、サービス窓口もそこだったので電話で部品入手の可否を確認。
神戸には部品無いそうなのでしつこく追っかけず自分で何とかする方向で考える。
神戸から戻って家に帰り、ホームセンターで必要そうな工具と部品を買って修理に行く。
なんとか水栓は分解出来て、コマはいい感じで摩耗していました。
20mmのパッキンを削って18mmにして組んでみたところ、水栓の可動範囲が少なくなってしまいました。
理由は簡単で厚みが厚すぎたんですね。削ってみようと考えたのですが気力も失せてきたのでパッキンを裏返して組み付けて一時しのぎ。
さて、タカラベルモントの部品の入手ですが、消耗品以外はネットで調べてもどうも入手しにくい様子。
多分部品売らない、修理作業込みだ、という感触ですね。どこまでも殿様です。
そう言われるとどうにかしたくなるのが修理屋の性です。ネットでいろいろ調べて、「リビシステム関西」さんに行き当たりました。
HPは正直2000年代のままで懐かしさで一杯ですが、情報は細かく公開されていて有難い限りです。
自分もそのころはこんな事してましたなぁ、と懐かしみつつ問い合わせメールを入れてみました。
早速返事があり、600円で入手可能、送料込みで1600円との事。嫁の店に着払い代引きで送ってもらう事にしました。
嫁曰く「なぜそこまで緊急で駆けつけるのか」と問われました。
確かにそうです。
でもよく考えるとですね。18歳で就職してサービスマンとして15年ほどはやってきました。以降業界が変わってはいますが、修理屋としては未だ活躍中です。
体には「修理依頼があれば即対応せねば」というのが染みついているんでしょう。パブロフの犬みたいな。
嫁には「サービスマンとして社会人で15年やってきた。そういうふうに教えられて対応してきたので諦めてくれ」と言うておきました。
それにしても、趣味のものは楽しみながらゆっくりやりたいですね。