らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

ヤフオク仕入れた、2台のDACが届きましたので比較してみました。

1台は、ARCAMというメーカー(海外、おそらく英国)の、DELTA BLACK BOXというもの。
中身はSAA7220のデジタルフィルタにTDA1541が1個載ったもの。
パネルにはスイッチが2個しかないシンプルなものです。

電源が本国仕様の220Vでしたが、これはエアコンの電源から仮設配線を取り動作チェックしました。
音質としては、暖かみを感じる柔らかな音質で、これはやはりPHILIPSの音ですね。
これはこれで良い感じでした。
ついで、毛色が異なる業務用のDAC、Lucid Audioというメーカーの業務用で、ADA100というものを。
20bitDACで、90年代後半のもののようです。
CS8412+AK4320という内容で、比較的シンプルなものです。
チップ構成だけを見ると、下手するとPCのサウンドカードと大差ないようにも思えるのですが、音はやはり一線を越えるもので、大したものでした。
ARCAMと比較してどうするか、と言われると「ソフトによって使い分けたい」と思いました。
POPSなんかには良い感じの、芯があってパンチのある音質です。
ついでにABS/EBUデジタル入力のチェックもしてみました。
ソースはSTUDERのA730(!)。
A730のDigital OutからADA1000に接続したところ、無事に音が出ました。
ついでにアナログ入力のデジタル変換も確認、無事に音が出ました。
音質から考えると良い買い物だったと思います。

あと、実家からPVM-D20L5J、DVP-S7700、もう1台のTU-MHD500、Infinity reference oneなどを引き上げてきました。
PVM-Dと地デジチューナーは2階に設置したところ、早速嫁が見ていました。(汗)

Infinityは、今の機材で聴くとどうかなぁと思いつつ聴いてみましたが、やはりクラシック向けのスピーカーだと思いました。
ポップスやジャズでは絶対的に低域が不足してあまり面白くない音なんですが、クラシックは箱鳴りを含めて実に良い感じで鳴り、絶品でした。