先日お譲りしたIC-150Aのバランスボリュームの挙動がおかしいと連絡があり、本日現物を調査しました。
結果バランスボリュームの抵抗体が摩滅していました。
IC-150AやDC-300、D-150シリーズのCTS製ボリュームは接点復活剤にやられます。
絶対に復活剤を使わないでください。
前のオーナーが吹いたらしく、見事に削れてなくなっていました。
一応手持ちのボリュームで代替したのですが、カーブがAカーブしかなくセンターがずれるので、改めてBカーブを手配しました。代替ができることが判ったので一安心です。
ちなみにIC-150AとIC-150は部品が違います。そういう意味ではIC-150Aの方がコストダウン化されています。
ただしメインボリュームは金かけて凝ったものになっています。
その中でデスクのD-150A2テスト用アンプのメインボリュームが駄目になっていることもわかりました。
修理用機材は信頼性が命ですので故障は避けたい・・・(汗)