らいちゃんの人生墜落日記Part2

主にVintage Crown/Ureiアンプ修理が得意な、オーディオ機器修理人です。(他社もOK)他ではまず無い濃ゆい映像機器ネタあり、きゃりーぱみゅぱみゅさん、YOASOBIさんの大ファン。

6300の基板チェック

抵抗数本も抵抗値が怪しいものが。
とはいえ動作品でもこの辺は問題ないのかも知れません。
あとトランジスタが追加で1個壊れてました。

このトランジスタも在庫はあるので気持ちは楽です。
しかし35年前のアンプ、日本製だったら部品が揃わず苦労するんだろうなと思います。
米国製のほうが修理は楽ですね。
実は以前手に入れた6300ジャンク個体もあるんですが、そのときは手抜きして終段Trだけ交換して通電してNGでした。
まぁ手は抜いたらアカンて事ですね。
ねちねち部品を1個づつ見ていく必要があります。
今回は抵抗とダイオードトランジスタを全数チェックしています。
半導体に関してはDCA75で見ていますのでテスターよりは安心でしょう。
ここまで壊れたアンプは正直修理はしますが、まともに工数請求すると赤字ですね。
トランジスタの選別含めると、動作品の整備済みを買ったほうが安いでしょう。
ヤフオク中古相場7〜8万円、整備して12〜15万円でしょうか。
ちなみにCrownのほうが経験的に整備費用は安く済みます。
Ureiはいろいろ凝りすぎと思います。なので会社が無くなる羽目になったのではといつも思います。
この6300ですが不良の抵抗、トランジスタ、一般劣化部品を交換してそのうち組みます。