dbx386マイクプリアンプの続きです。
チップ抵抗不良の個体は抵抗を交換しても症状が解決しません。
とりあえず3台お預かりしているので、残り2台をチェック。
1台は「電源入らず、ジャンク」的な付箋が。
もう1台は何も記載なし。
電源入らず、の個体はその通り電源入らず。でもデジタル系は生きているんですよね。
調べたところ電源トランス死亡 orz
もう1台は電源トランスの二次ケーブルの長さが不足気味で線がつっぱり、コネクタ部に負担が掛かって接触不良の様子。
これはすぐ直りますがコネクタは交換するか撤去し直結する方が良いです。
では、電源トランス不良の個体をチップ抵抗の個体からトランスだけ移植すれば！と思ってやってみました。
結果NGでした。（汗）
二次側の電圧が、+12Vは出ますが-12Vが出ません。
電源回路はさほど大変でもないので基板を取り出して調べると、以前リキャップした後にリードが切られていませんでした。
これがシャシに接触し電源が入らなかった模様です。
おそらく気づかず通電しトランスを焼いた？トランスが焼けた様子は無いので温度ヒューズ切れ？
二次側は導通がありましたが一時側は断線していました。
リードをカットし通電するとOKでした。
ゲインつまみに酷いガリ、CH1のLOW CUTが酷いガリでした。つまみ類はすべてケイグ、LOW CUTはスイッチ交換かなと思います。
ご依頼者様に確認予定です。
