先日から1週間、ほとんど毎日格闘しているSL-1ですが、今日ようやく修理が終わりました。
故障部位は、メインボリュームおよびバランスボリュームのリードの半田剥離、これは年式と移動距離を考えると仕方ないのかも。
このほか、初段オペアンプの破損、IOC回路のLM339Nの破損。
あとICソケットの接触も怪しいので全数交換予定。
どうせ自分で使うものなのでアルミ電解コンデンサとタンタル電解コンデンサは全数交換する予定。これだけで音がシャキッとします。
タンタルは実に怖いです。30年も前の機器ですから、いつショートしてもおかしくありません。
それにしても会社から帰宅後の寝る前の2時間程度を集中した修理タイムにしていますが、大変です。
こんなときにちょっとした部品が無くて作業が進まないのは泣けてきます。
てな訳で買い置き部品は大量に在庫しています。
このアンプはメンテナンスを考えるととてもお勧めできないアンプです。
メインボリューム、バランスボリュームは専用の特注品ですし、それを置き換えるのも簡単ではないです。
明日は電解コンデンサの交換の残りと、外観清掃をしてからメインシステムに組み入れる予定です。
