ちなみにチップ電解コンデンサの取り外しですが、片側のリードを半田ごてで加熱して溶かし、コンデンサを軽くひねります。
基板のパッドからリードが外れたら反対側のリードを加熱してやれば簡単に外れます。
一度に終わらせようとすると力を掛けすぎになると思いますので、様子を見ながら少しづつ行います。
リード部に追加で半田を盛ってやると、半田が冷えて固まるまでの時間を少し稼げますので、取り外ししやすくなります。
ひねるときに力を加えすぎると、基板のパッドが容易にはがれてきます。
こと、液漏れしていて損傷を受けているような基板は危険です。
そういう場合はコンデンサをニッパで切ってしまって、リードだけになったところで半田ごてを使ってリードを除去するのも良いでしょう。
但し電解液が飛び散るかも知れませんから、アルコールで清掃する必要があります。液を放置すると、当然ながら腐食します。
チップ電解コンデンサの交換は、今でもあまりやりたくない作業ですが、本業でもやりますんでね・・・。
日常的にやってはないですが、時々やります。
しかも鉛フリーかつ高密度基板とかね。頭痛いですよ。
