幾田りらさんの記事を見て、せっかくハイレゾの幾田りらさんの音源があるし、23KHzを目視したいので分析して見てみました。(もはや音楽やオーディオではない)
裏を返すとハイレゾかどうかの判定が出来ます。
曲は、冒頭にアカペラヴォーカルがある「あの夢をなぞって」を選択。
画像の赤線は約23KHzを表しています。
1つ目はCDからリッピングした44.1KHzWAV。
なだらかに落ち込んでいっています。録音上限周波数は22.05KHzなので上限外です。残念ですが。
2つ目はMoraで入手した48KHzWAV。
3つ目は同じ曲ながらスローバラード仕様。
1つ目は理論上無理。2つ目は22KHz付近に山が見えます。
3つ目は顕著に23KHzに角が出ています。これがレコーディングエンジニアさんが言ったやつだろう。
4つ目、参考までに「Biri-Biri」を見てみます。96KHzです。
こちらも23KHzに角が見えます。間違いないでしょう。
5つ目、「勇者」を見てみます。96KHzです。
微妙ですが角が出ています。
ざっくりした結論ですが、48KHzのハイレゾ音源でも山が見られます。でも規格の限界近いので厳しいです。
96KHzのものは見事に23KHzに山があるので、これが幾田りらさんのお声なのだと思われます。
96KHzは恐らくレコーディングマスターの音質なんでしょうね。
しかしちゃんと収録されているのは驚きました。YOASOBIに関してはハイレゾ詐欺ではなさそう。
ただ全部が全部、そうじゃないとは思います。
これを見る方法ですが、Audacityでまず取り込んで、CTRL+Aで全体を選択、解析→スペクトル表示、とするだけです。
結論としては、幾田りらさんのお声は48KHzでは難しく、96KHzは欲しいですね。
96KHzだと間違いなく収録されていますので。おじさんの耳には聞こえないですけど。
後日、YMOのハイレゾ音源を調べてみたいと思います。